出力12MWのメガソーラー「Chiriqui」。発電した電力は、水力発電所で使う(Enel Green Power社)
出力12MWのメガソーラー「Chiriqui」。発電した電力は、水力発電所で使う(Enel Green Power社)
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 イタリアの再生可能エネルギー発電事業者であるEnel Green Power社は5月19日、パナマに建設した、出力12MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「Chiriqui」が、電力網に連系したと発表した。

 同社がパナマに建設した初めてのメガソーラーとなる。年間発電量は、パナマの一般家庭1万6000世帯以上分の消費電力に相当する、19GWh以上を見込んでいる。

 首都のパナマ市から、西に約400km離れた場所に立地する。2万3000haの土地に、3万9640枚の太陽光パネルを並べた。

 90km離れた場所には、同社が運営している水力発電所「Fortuna」がある。メガソーラーで発電した電力は、この水力発電所で使われる。同社では、メガソーラーと水力が連携することで、パナマにおける電力供給のセキュリティの向上に寄与するとしている。特に、乾季において、電力供給の安定化とともに、電力卸市場における需給調整に寄与できると強調している。

 Enel Green Power社は、パナマで合計出力300MWの発電所を運営している。2014年には、パナマで年間約1.1TWhの電力を供給した。