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ドアを閉めるたびに棚卸ができるキャビネット「キャビレオ」
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 サトーヘルスケアは、PJM(Phase Jitter Modulation)方式のRFIDを採用した医療機関向けキャビネット「Cabileo(キャビレオ)」の販売を開始した(発表資料)。ドアを閉めるたびに棚卸ができるキャビネットで、このキャビネットに収納すれば1000個以上の在庫をほぼ100%の精度で読み取れるという。

 同社は、バーコードやRFIDなどの自動認識技術を用いた点滴パックや薬剤のラベルおよびラベルプリンター、入院リストバンドなどを手掛けており、国内の中・大規模(300床以上)病院のうち、約8割にラベルプリンターを納入している。

 今回のキャビネットは、医療用整形インプラントなどのパッケージにクレジットカード大のRFIDタグを貼り付けて使う。キャビネットのドアを閉めて約20秒で読み取りを完了し、在庫管理ができる。消費期限が迫ったものから先に使うよう、音声でユーザーに指示する機能もあり、期限切れによる物品の廃棄を減らせる。

製品デモの様子。消費期限にまだ余裕がある物品を取り出すと「やり直してください」と音声ガイダンス。無視すると「上司に連絡しました。良い一日を」という恐怖のメッセージが聞かれた
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 当面は整形インプラントなどの在庫管理向けに販売するが、医薬品管理用の製品も開発を進めている。価格は、購入台数や仕様、ソフトウエアのカスタマイズ内容などによるが、数百万円程度。レンタルでの提供も検討している。販売先は、インプラントメーカーや物流センター、病院などを想定。サトーヘルスケアは、このキャビレオを含めたPJM方式RFID製品群で年間売上高10億円を目標としている。