Adani Group社が運用するグジャラート州の出力40MWのメガソーラー(出所:Adani Group社)
Adani Group社が運用するグジャラート州の出力40MWのメガソーラー(出所:Adani Group社)
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 インドの発電事業者であるAdani Group社は6月15日、インド北西部のラジャスタン州(Rajasthan)において、合計出力1万MW(10GW)のソーラーパークを開発すると発表した。

 インド最大のメガソーラー(大規模太陽光発電所)集積地になるとしている。ラジャスタン州政府と、開発を担う合弁会社である、Adani Renewable Energy Park Rajasthan社の設立に関する契約を締結した。

 Adani Group社の傘下のAdani Renewable Energy Park社、ラジャスタン州政府の傘下のRajasthan Renewable Energy社による折半出資となる。

 ソーラーパークへの総投資額は、6000万インド・ルピー(1156億円)以上を見込んでいる。この額には、他の誘致企業による投資も含む。

 メガソーラーに加えて、太陽光パネル、関連資材、製造装置などの製造拠点も立ち上げる。Adani Group社が、単独で合計出力5000MW(5GW)のメガソーラーを建設する計画もある。

 ラジャスタン州政府は、2022年までに、州内の太陽光発電システムの合計出力を2万5000MW(25GW)に引き上げる計画を持つ。今回のソーラーパークは、計画の達成に大きく寄与すると強調している一方、計画の実現には、送電網の整備が必要になるとしている。

 インド政府も、2022年までに、国内の太陽光子発電システムの合計出力を10万MW(100GW)に高める目標を掲げている。合計出力500MW以上の規模のソーラーパークを、最低25カ所、開発することで実現する。

 Adani Group社では、合計出力1万480MWの火力発電所を運用しているインド最大の民間火力発電会社であるAdani Power社のほか、ラジャスタン州の隣にあるグジャラート州において、出力40MWのメガソーラーを運用している。