日本生活協同組合連合会が公表した消費者への意識調査の結果(出所:日本生活協同組合連合会)
日本生活協同組合連合会が公表した消費者への意識調査の結果(出所:日本生活協同組合連合会)
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グリーンピース・ジャパンが公表した電源構成の表示例(出所:グリーンピース・ジャパン)
グリーンピース・ジャパンが公表した電源構成の表示例(出所:グリーンピース・ジャパン)
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 2016年4月の電力の小売全面自由化が間近に迫るなか、電力小売事業者に対し、電源構成に関する情報公開を義務付けるべきという提言が相次いでいる。消費者が電力会社を選ぶ際、料金体系やサービスメニューに加え、火力や原子力、再生可能エネルギーなどの発電方法の構成比が、重要な情報になるとの考え方が背景にある。

 日本生活協同組合連合会は6月9日に公表した「『長期エネルギー需給見通し(案)』についての意見」の最初の項目で、「電源構成の表示ルールを標準化し、すべての電力小売事業者に情報提供を義務付けること」を求めている。加えて、「電力会社を選ぶにあたり、電源構成は『必要な情報である』が8割以上」との消費者調査の結果も公表した。

 また、環境NGO(非政府組織)のグリーンピース・ジャパンは6月17日、「わかりやすい電気の“原材料”表示を求める署名」で1万1556筆を集め、宮沢洋一経済産業大臣などに宛てて提出した。「電気の“原材料”表示」とは電源構成のこと。