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開発した小型NO<sub>2</sub>センサーとワイヤレスセンサーネットワーク用ハードウエア
開発した小型NO<sub>2</sub>センサーとワイヤレスセンサーネットワーク用ハードウエア
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 ベルギーIMECとオランダHolst Centreは「IMEC Technology Forum 2015 Brussels」(2015年6月23~24日、ブリュッセル)において、消費電力がmW級の小型NO2センサーをIoT(internet of things)向けに開発したと発表した(リリース)。NO2検出限界は10ppb未満で応答も速く、屋内外での空気品質監視に適するという。環境モニタリングプラットフォームの一部として、実環境下での動作試験を始めた。

 健康管理を目的にバイタルデータを取得するウエアラブル技術が注目を集める中、これに続く動きとして“直感的な”モノのインターネット(Intuitive Internet of things; I2oT)が出現しようとしている(関連記事)。いつでもどこでも、すべてのヒトとモノをインターネットに接続。大量に収集したデータを分析し、人間が必要とし希望する通りの判断を下せる情報を生成する。

 空気の質に起因する健康問題に対する関心は高い。屋外と屋内ともに、空気の質を正確にモニタリングする技術の需要は高まる一方である。

 空気の質は一般に、都市ごとにわずか数カ所で特殊な装置を使って測定するケースが多い。例えば、現在広く使われているNO2センサーは、I2oT向けに大規模に採用すると莫大なコストがかかる。サイズが大きく消費電力も大きいためだ。そこでIMECとHolst Centreは今回、環境とクラウドを無線で結ぶ、小型で低電力、高品質の自律型センサーを開発した。