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会見に臨む遠藤氏
会見に臨む遠藤氏
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 ルネサス エレクトロニクスは2015年6月24日に開催した定期株主総会後の取締役会で、代表取締役会長を交代する人事を正式に決定した(ニュースリリース)。日本IBMの常務執行役員や日本オラクル社長を務め、同年4月からルネサス エレクトロニクス CEO付の職にあった遠藤隆雄氏が、代表取締役会長兼CEOに就任(関連記事)。2013年6月から代表取締役会長兼CEOを務めてきた作田久男氏は退任した。

 ルネサスは同日、東京都内で報道機関向けに新CEOの就任会見を開催。遠藤氏と作田氏が臨席した。

 遠藤氏はルネサスの現状について「構造改革にメドがつき、次の成長へ舵を切る段階だ。勝ち残り、信頼してもらえる会社になるべく邁進したい」と話した。ルネサスの舵取りで重視するのは「他社には真似のできない、とがった技術やアセットを持つこと。これがなければ競争に勝てない」とした。具体的には、5つのコア技術と位置付ける「機能安全」「セキュリティー」「センシング」「ローパワー」「コネクティビティー」に注力。これを核に、デバイスだけでなく、キットソリューションやソフトウエア、プラットフォームの領域で事業を展開していくとした。経営資源を集中する事業領域に関しては「本格的な検討に着手した。今秋には(具体的な中身を)示したい」とするにとどめた。