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左がRX100 IV、右がRX10 II ソニーの写真。
左がRX100 IV、右がRX10 II ソニーの写真。
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イメージセンサーの構造 ソニーのデータ。
イメージセンサーの構造 ソニーのデータ。
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 ソニーは、コンパクト・デジタル・カメラのハイエンド機を2製品発表した(ニュースリリース)。「サイバーショット RX100 IV」と「サイバーショット RX10 II」である。どちらも、DRAMと一体型の新規開発CMOSイメージセンサー「Exmor RS」を搭載する。

 新しいセンサーのExmor RS(有効画素数は約2020万)は、既存のコンデジに搭載されているセンサー「Exmor R」と同じ1.0型だが、Exmor Rではイメージセンサと同じ層にあった信号処理回路を別層に設けた。これで信号処理回路の規模が拡大し、信号処理の速度を大幅に向上させたとする。

 さらに、DRAMダイをセンサーの裏面に付けた。センサーからの大量のデータ出力が滞らにように、DRAMに一時保管する。そして、DRAMから画像処理エンジンにデータを送り出す。これで従来のセンサーに比べて5倍以上のデータ読み出し速度を実現したという。

 この一体型のセンサーExmor RSを搭載したことで、RX100 IVとRX10 IIは最大40倍のスーパースローモーション再生が可能である(スーパースローモーション機能のフレームレートは960/480/240fps、記録フォーマットは60/30/24p)。例えば、2秒間(960fps)を80秒(40倍)のスローモーション映像として記録・再生(24p)できる。動きの激しいスポーツシーンや鳥が飛び立つ瞬間など、肉眼では捉えきれない一瞬をスローモーションで捉えるとする。

 さらに、このセンサーの高速処理性能によって、最高1/32000秒のアンチディストーションシャッターや、従来撮影することができなかった絞り開放による高輝度域撮影、サイバーショット初の4K動画の記録なども実現した。2機種ともオープン価格だが、RX100 IVの市場推定価格は12万円前後(消費税を含まず)、RX10 IIは16万円前後(同)。RX100 IVの発売日は2015年7月31日、RX10 IIは同年8月7日。

■変更履歴
この記事の掲載当初、最後の段落で「最高1/3200秒のアンチディストーションシャッター」としていましたが,正しくは「最高1/32000秒のアンチディストーションシャッター」でした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。