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QorIQ LS1088Aの機能ブロック図 Freescaleの図。
QorIQ LS1088Aの機能ブロック図 Freescaleの図。
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 米Freescale Semiconductor社は、通信用プロッセサーIC「QorIQ LS(Layer Scape)1ファミリー」に、複数の「ARM Cortex-A53」コアを搭載した「QorIQ LS1048A/LS1088A」を追加した(日本語ニュースリリース)。LS1048AはCortex-A53を4個、LS1088Aは8個搭載している。

 同社はCortex-A53を搭載したQorIQ LS1ファミリーの第1弾として、同コアを4個搭載した「QorIQ LS1043A」を2014年10月に発表している(日経テクノロジーオンライン関連記事1)。LS1043AはDPAA(DataPath Acceleration Architecture)採用していた。今回のLS1048A/LS1088Aは、DPPA2(第2世代DataPath Acceleration Architecture)を採用している。その中にはAIOP(Advanced I/O Processor)などのアクセラレーターも含まれている。

 また新製品では、システム全体として仮想化環境での利用が想定されており、ワイヤレスアクセスポイントやネットワークインフラ、インテリジェントエッジアクセス、vCPE(Virtualized Customer Premises Equipment)、産業用アプリケーションなどに最適だと同社は説明する。

 新製品が搭載するCortex-A53の最大動作周波数は1.5GHz。64ビットと32ビットのDDR4型SDRAMメモリーコントローラーを集積する。さらに、10Gビット/秒のEthernetインターフェースを最大2個、1Gビット/秒のEthernetインターフェースを最大8個(いずれもL2スイッチ機能付き)を搭載した。また、最大4レーンのPCIe Gen3、SATA 3.0、最大2個のUSB 3.0といったインターフェースも備える。

 QorIQ LS1048A/LS1088Aは2016年第1四半期にサンプル出荷を開始予定。サンプル価格などは未公表である。

 さらに同社は、今回、「QorIQ LS2ファミリー」に関しても少し発表した。2014年4月に発表された「QorIQ LS2085A」と「QorIQ LS2045A」は「ARM Coretx-A57」を搭載していたが(日経テクノロジーオンライン関連記事2)、「ARM Cortex-A72」を搭載した製品を次世代のQorIQ LS2ファミリーに投入するとした。ただし、こちらに関しての詳細は現時点では明らかにされていない。