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 日本でカーナビ用の地図と言えばゼンリンなどの地図会社が有名だが、欧米で圧倒的な存在感を誇るのがフィンランドNokia社の地図事業部門「HERE」だ。欧米で販売されるカーナビ付自動車のなんと8割が同社の地図を搭載しているという。一方でカーナビ向け地図は今後、変革期を迎える。ADAS(先進運転支援システム)や自動運転に使える3次元地図への要求が高まってくるからだ。

 これまで主流だった、人の運転に向けたネットワーク型の地図は、自動運転などに使えない。そこで現在HEREは次の主戦場である3次元地図への取り組みを加速している。HERE社の日本法人HERE Japanコネクテッドドライビング事業部市場戦略本部アジア太平洋地域担当本部長のMandali Khalesi氏にHEREの取り組みを聞いた(図、同氏の講演情報はこちら)。

 なお、Nokia社は近年HEREの売却を模索しており、ドイツDaimler社、同BMW社、同Audi社の3社連合や米Facebook社、同Uber社などが買い手先候補とみられる。他社からの買収についてHERE社はまだ詳細を明らかにしていない。Khalesi氏の発言要旨は以下の通り。(聞き手=佐藤雅哉)

図 HERE Japanコネクテッドドライビング事業部市場戦略本部アジア太平洋地域担当本部長のMandali Khalesi氏
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