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発売する「EMARO」(手前)と会見の冒頭であいさつする、東京工業大学 理事・副学長(研究担当)の安藤真氏
発売する「EMARO」(手前)と会見の冒頭であいさつする、東京工業大学 理事・副学長(研究担当)の安藤真氏
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 東京工業大学と東京医科歯科大学による大学発ベンチャー、リバーフィールドは2015年7月31日、東京工業大学内で記者会見を開催し、内視鏡ホルダーロボット「EMARO(エマロ):Endoscope MAnipulator RObot」の販売を同年8月に開始すると発表した。医療関連製品メーカーであるホギメディカルを通じて販売する。

 EMAROは、執刀医の頭部動作で直感的に内視鏡を操作できる内視鏡操作システム。頭部にジャイロセンサーを装着した執刀医が頭を上下・左右に傾けると、その動きを感知し、空気圧制御技術により内視鏡を動かす仕組み。スコピスト(内視鏡を保持する人)を介することなく、望む画像を手ぶれなしに得ることができ、より正確な施術に寄与する。

 今回の製品は、超精密な空気圧制御技術を生かした手術関連ロボットの第1弾。これまでも明らかにしている通り、今後の事業展開として空気圧駆動型の鉗子を有する手術支援ロボットシステムの実用化も目指している。

 会見の詳細は、日経デジタルヘルスの続報でお伝えする予定である。


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デモの様子
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