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上の方にあるのがPHY ICの「TJA1100」で、その右にあるのがスイッチICの「SJA1105」 NXPの図。
上の方にあるのがPHY ICの「TJA1100」で、その右にあるのがスイッチICの「SJA1105」 NXPの図。
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 オランダNXP Semiconductors社は、車載Ethernet向けICを2製品発表した(ニュースリリース)。トランシーバー(PHY)ICの「TJA1100」と、スイッチICの「SJA1105」である。

 TJA1100はOABR(OPEN Alliance BroadR-Reach)に準拠したEthernet PHY IC(EthernetトランシーバーIC)である。OABRではシールドがない1対のより対線で100Mビット/秒の伝送速度が得られる。ケーブル長は15m以下。TJA1100は消費電流が50μA以下と低電力なスリープモードを備える。6mm×6mmのHVQFNパッケージに封止する。車載ICの品質試験規格「AEC-Q100」に準拠している。自動車グレードのESD/EMC耐性を持つとする。

 一方、SJA1105は5ポートのL2 Ethernetスイッチで、最大1Gビット/秒の速度に対応可能。IEEE 802.1Q及びIEEE 802.1Pに準拠するポートミラーリング及びVLANサポートするほか、Ethernet AVB/ Ethernet TSNにも対応できる。またSAE AS6802 TTEthernetに準拠するFault-Tolerant Clock SynchronizationとVirtual Linkの機能も搭載している。

 TJA1100はプロトタイプサンプルを供給中で、2015年内に量産開始予定である。またSJA1105は既に自動車メーカーによるテストを完了しており、サンプルは要求に応じて供給するという。価格はどちらも未公表。