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 測定する対象の色が,所望の色と合致するのか,合致しないのかを判断するといった,主として色を判別するために使う部品。構造的には,フォトダイオードにカラー・フィルタを組み合わせている。動作原理は,測定した色をカラー・フィルタによってRGB成分に分解し,それぞれの色成分の強度をフォトダイオードで検知する仕組みである。

 測定対象の色の色度なども大まかには分かる。ただし,分光器のように色度の絶対値を測るために使うわけではなく,色の相対的な変化を見る役割で使う。

 今のところ,カラー・センサの用途は大きく三つに分類できる。(1)工程管理などの産業用途,(2) 3色LEDのバラつき管理,(3)民生機器への機能付加,である。これまでは,産業用途が主流だったが,今後は民生機器向けの用途が広がると期待されている。特に,(2)のLEDバックライトを搭載する液晶テレビやLED照明といった分野が注目されている。さらに,(1)~(3)では分類しきれない新たな用途の登場も期待されている。

カラー・センサの主な用途(日経エレクトロニクス2008年2月25日号から)
カラー・センサの主な用途(日経エレクトロニクス2008年2月25日号から) (画像のクリックで拡大)