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 「FCA」は「Fatigue Crack Arrester」の略。開発のきっかけは,1990年代に起きた大型タンカーの疲労亀裂の問題だった。住友金属工業は10年かけてFCA鋼を開発し,2001年に実用化した。現在では,世界4カ国の船級協会から製造法承認を取得し,51隻の船舶に採用されたほか,橋梁にも2件使用されている。なお,新開発のFCA-W鋼の「W」は「Weld」と,ダブル機能(疲労亀裂進展の抑制と溶接部における疲労亀裂発生の抑制)を表している。