日産自動車は2017年9月6日、2代目となるEV(電気自動車)「リーフ」を発表した。電池容量を増やすことで航続距離を400kmに拡大したほか、インバーターの性能向上によりモーターの出力・トルクを高めた。「セレナ」「エクストレイル」に続いて自動運転技術「プロパイロット」を採用。進化した駐車支援システム「プロパイロットパーキング」も備えた。価格は315万360円から。2017年10月2日に発売する。日本に続いて、2018年初めに北米や欧州で出荷する計画。

リーフ(2017年)
目次
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日立オートモティブのADAS用ECU、新型「リーフ」に搭載
「プロパイロット」で影響力を拡大
日立製作所の自動車事業を担う日立オートモティブシステムズは2017年9月27日、同社の先進運転支援システム(ADAS)用のECU(電子制御ユニット)を、日産自動車が電気自動車(EV)「リーフ」に採用したと発表した。リーフは同年10月2日に発売となる。
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「人と変わらないほど自然」、新型リーフの自動駐車
センターコンソールにあるスイッチを押し続けると、クルマが自動的にバックを始めた。運転者はステアリングホイールに手を添えているだけで、いつしか縦列駐車が終わっていた。
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日産副社長が語る「リーフ」開発、2018年に高性能モデルも
日産自動車は2017年9月6日、2代目となる電気自動車(EV)の新型「リーフ」を発表した。リチウムイオン電池の容量を増やすことで、1充電で400km走れるようにしたのが特徴だ。続々と他社の参入が進むEV市場の中で、日産の将来を担う“勝負車”。製品開発担当の副社長、坂本秀行氏に開発の要点と今後の展望を…
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日産副社長が「LiBと全固体電池の間の電池形態」を示唆
電気自動車の新型「リーフ」の発表会にて
電池の技術が進化している――。日産自動車取締役副社長の坂本秀行氏は、2017年9月6日に発表した電気自動車(EV)の新型「リーフ」について「電池寿命が向上した」と語った。先代のリーフと比較すると、電池性能の劣化の早さが半分以下になったという。
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新型リーフ、誤発進防止支援システムを歩行者対応に
日産自動車が2017年9月6日に発表した電気自動車(EV)の新型「リーフ」は、誤発進防止支援システムを歩行者に対応させて予防安全機能を強化した。
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日産リーフ、モーターは同じでもトルクと出力をアップ
日産自動車が2017年9月6日に発表した新型の電気自動車(EV)「リーフ」では、モーターの最大トルクを280N・mから320N・mへ、同最高出力を従来の80kWから110kWへと上げた。だが、同社によれば、使用しているモーターは従来と同じ。インバーターのパワーモジュールの冷却を強化することで最大トル…
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新型リーフの駐車支援システム、面倒な操作から運転者を開放
日産自動車が2017年9月6日に発表した電気自動車(EV)の新型「リーフ」は、駐車支援システム「プロパイロット パーキング」を搭載した。
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日産がEV「リーフ」を全面改良、7年で航続距離は2倍に
運転支援機能「プロパイロット」も導入
日産自動車は2017年9月6日、2代目となる新型の電気自動車(EV)「リーフ」を発表した。リチウムイオン電池の容量を増やすことで、航続距離をJC08モードで400kmまで延ばした。同年10月2日に日本で発売する。米国やカナダ、欧州では2018年1月に出荷を開始する計画。国内で販売する車両は神奈川県横…
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新型リーフの電池パック、同一サイズで容量は3割強増の40kWhへ
日産自動車が2017年9月6日に発表した新型の電気自動車(EV)「リーフ」は、電池パックのエネルギー密度を高めることで、1回の充電当たりの航続距離(JC08モード)を従来の約4割増の400kmまで延ばした。使用する電池はリチウムイオン電池。電池パックの大きさは従来と同等としながら、同容量を従来の30…