PR
図1 ホンダが発売した新型アコード
図1 ホンダが発売した新型アコード
[画像のクリックで拡大表示]
図2 新型アコードのリアビュー
図2 新型アコードのリアビュー
[画像のクリックで拡大表示]
図3 新型アコードのハイブリッドシステムに採用した角型巻線のモーター
図3 新型アコードのハイブリッドシステムに採用した角型巻線のモーター
[画像のクリックで拡大表示]
図4 排ガスの熱回収システムの仕組み
図4 排ガスの熱回収システムの仕組み
[画像のクリックで拡大表示]

 ホンダは2016年5月26日、ハイブリッドシステムや運転支援機能を部分改良した9代目「アコード」を発売した(図1、2)。モーターやパワー制御ユニット(PCU)を小型・高性能化し、JC08モード燃費を従来モデルから5.3%改良した31.6km/Lとした。暖房には同社として初となる排ガスの排熱回収システムを適用することで、冬季の実走行燃費を改善した。販売価格は385万円(税込)から。

 新型アコードのハイブリッドシステムには、従来と同様の2モーター式ハイブリッド機構「i-MMD」を採用した。今回のシステムには、2016年2月に発売した「オデッセイ ハイブリッド」で適用したモーターやPCUを使用している(図3、関連記事)。モーターには断面が角型の銅線を採用し、ステーターの巻線占積率を60%に高めた。加えて、小型のネオジム磁石の採用や磁気回路の改善などにより、アコードの従来モデルに搭載していたハイブリッドシステムと比べて、モーター体積を23%削減。出力を11kW、トルクを8N・m高めた。PCUにはIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスター)のパワー半導体を採用してエネルギー損失を抑えたほか、電気回路の集積化を図り、体積を23%、質量を27%削減した。

 電池は容量1.3kWhの角型リチウムイオン電池を採用した。電池自体の小型化に加え、DC-DCコンバーターの小型・軽量化、冷却効率の改善によって、電池ユニット(IPU)を従来のIPUと比べて33%小型化、12.8%軽量化している。オデッセイのハイブリッドシステムはパナソニック製のリチウムイオン電池だったが、新型アコードではブルーエナジー製のリチウムイオン電池を採用している。

 ハイブリッドシステム全体の最高出力は158kWで、最高出力107kWで最大トルク175N・mの排気量2.0Lの直列4気筒ガソリンエンジンと、最高出力135kWで最大トルク315N・mのモーターを組み合わせた。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
日経電子版セット今なら2カ月無料