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 2017年1月の中国新エネルギー車の販売は、大幅に下落した。中国自動車工業協会が2月13日に発表したデータによると、1月はわずか5682台しか販売されず、対前年同期比は74.40%減と大きく減少した。これは、中国政府が新エネルギー車の審査を厳しく行って、35車種しか認定しなかったことと、中国政府による新エネルギー車への補助額が2017年に2016年より20%少なくなったことに起因する。

 また、中国「全国乗用車市場信息聯席会」が提供したデータによれば、35車種のうちに15車種は、1月の販売台数がゼロで、これまでなかった事態となっている。また、補助を受けている電気自動車やプラグインハイブリッド車で1000台を超えた車種が皆無となった。

 一方、トヨタのハイブリッド車が健闘した。「カローラ」のハイブリッド車と「レビン」のハイブリッド車が、例えば北京市ではまったく補助を受けられていないものの、それぞれ4112台と2784台が販売され、いわゆる新エネルギー車に倍以上の差を付けた。新エネルギー車のハイブリッド車に対する競争力が補助金の減額によって相対的に弱くなってきた結果である。これはハイブリッド車を得意とする日系企業には朗報ともいえる。

中国「全国乗用車市場信息聯席会」による1月新エネルギー車の販売台数。「卡罗拉双擎」と「雷凌双擎」は、トヨタが中国で発売した「カローラ・ハイブリッド」と「レビン・ハイブリッド」の中国語名。
中国「全国乗用車市場信息聯席会」による1月新エネルギー車の販売台数。「卡罗拉双擎」と「雷凌双擎」は、トヨタが中国で発売した「カローラ・ハイブリッド」と「レビン・ハイブリッド」の中国語名。
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