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つながる工場のKPIの統一

 もう1つ、「つながる工場」を考える際に忘れてはならないのは、各工場や企業の間の生産指標(KPI)の統一です。この項目や定義がバラバラであると、「実際の生産状況に差があるのか」や「改善が実施できているのか」が判断できなくなってしまいます。

 現状では、統一の指標として推奨されているものに、このコラムの第3回「生産管理システムとIoTプラットフォーム」で書いたISO22400があります。このISO22400は、一般にMES(Manufacturing Execution System)の指標と言われますが、効率化や品質、環境、能力、在庫、保守など34の指標が存在します。ただし、この全ての指標を共通で管理する必要はありません。自社にあった指標に優先順位をつけて選択し、工場間や企業間で統一を図ることが重要です。

 日本の企業では同じ企業であっても、工場が異なると生産指標も異なることは普通にあります。しかし、「つながる工場」の世界では、この指標(KPI)の共通化は必須です。

 次回は、デジタルツインについて取り上げます。