南米チリ、アンデス山脈のアタカマ砂漠にある海抜5000mの高地に、スーパー電波望遠鏡「アルマ(ALMA)」が建設された。全66台のパラボラアンテナで構成される世界最高の巨大電波望遠鏡(干渉計)である。アルマの開発プロジェクトを1998年から取材し続けたノンフィクション作家の山根一眞氏は、2017年8月に「スーパー望遠鏡『アルマ』の創造者たち」(日経BPコンサルティング)を上梓した。今回は、天体からの極めて微弱な電波を受信する「アンテナ」の設計でポイントだった熱変形への対応を、設計を担当した三菱電機などへの取材を通じて解説してもらう。
1日の温度差50℃でも熱変形なし、「アルマ」設計陣のスゴ技
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