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 静岡県静岡市にある「バンダイホビーセンター」。長沼駅の目の前に悠然とたたずむその施設は、ガンプラの企画、開発、設計、生産までを一貫して手掛ける中枢拠点として2006年に竣工された。この拠点の立ち上げを主導したのが、現在バンダイ ホビー事業部でゼネラルマネージャーを務める佐々木克彦氏だ。同氏のインタビュー後編では、ホビーセンター設立の経緯やガンプラの国内製造にこだわる理由などについて語ってもらう。

 私の経歴は少し変わっています。私は入社後、ガンプラとはしばらくかかわりがありませんでした。例えば釣具のルアーを開発してきました。そこでのヒット作はウルトラマン型のルアーです。あれは本当に売れましたね(笑)。

 ガンプラに関わるようになったのは、ホビー事業部の開発マネージャーに就任してからです。そのとき、ホビーセンター立ち上げの責任者になりました。開発マネージャーには、営業系の人間が着任することが多く、わたしのような開発の人間がマネージャーになったのは久しぶりのことでした。製造設備、つまり工場機能を備えるホビーセンターを建てるにあたり、開発畑の私が選ばれたのです。

バンダイの佐々木氏(写真:加藤 康、以下同)
バンダイの佐々木氏(写真:加藤 康、以下同)
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