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3Dプリンターを活用

 ガンプラの“ものづくり”は大きく進化しています。例えば、設計した後の検証の際には、以前は木型から金型を作り、それでテストショットして検証していました。今では木型を作らずに3Dプリンターによって試作品を作り、強度や精度を確かめています。その結果を設計部門に戻して、問題があれば直します。

 3Dプリンターは、現ホビーセンターで初めて導入しました。その前も導入を検討しましたが、当時の工場が国道沿いにあったので、振動の問題で使えませんでした。新工場では免震構造を設けているので、その心配はなくなり、3Dプリンターを導入できました。

 今後は、高精度な3Dスキャナーがほしいですね。モビルスーツ(MS)以外、例えばパイロットをプラモデル化する場合、実際の人間をスキャナーで3Dデータとして取り込めば、開発が容易になると思います。(談)

佐々木氏の略歴
佐々木克彦(ささき・かつひこ)
1960年12月生まれ。1981年4月にバンダイに入社し、模型部 技術課 開発係になる。一貫して開発畑を歩む。ホビー事業部 企画開発チーム マネージャーなどを経て、2006年4月にホビーセンター長に就任。2014年4月から現職。
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