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 3GPPでは現在約40カ国から400近い企業、団体、大学が参加しており、年間合計で5万人程度の研究者、技術者が会合に参加しています。会合は1カ月または2カ月に1回程度のペースで開催され、私のグループ(TSG-RAN WG1 )であれば年間6回程度行われている状況です。今回のコラムでは、こうした数的な情報からみる3GPP標準化会合の状況についてお伝えできればと思います。

会合参加者は10年弱で1.7倍の増加

 近年の3GPP標準化会合の傾向として挙げられる特徴の1つに、会合参加者数の増加が挙げられます。図1は過去10年弱にわたる私のグループでの参加者数の変遷を示しています。図1から読み取れるように、現在は300~350人程度の参加者がいる一方で、2007、2008年は150~200人程度のグループであったことから、この期間で1.7倍程度に増加したことがわかります。

図1 3GPP TSG-RAN WG1の参加者数の動向
図1 3GPP TSG-RAN WG1の参加者数の動向

 このような増加要因として、アジアを中心とする無線通信関連企業からの参加者数の増加、異なる標準化会合からの流入などがあると個人的には考えています。