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 サーバーの維持費用の計算に必要なプレーヤー数はインストール数ではなく、ある瞬間にプレーしている人数「同時プレーヤー数(Concurrent Player)」です。この正確な数字はゲームの運用企業しか分かりませんが、推測する手段はあります。

 ゲームの収益性を管理するためなどに使う、1日あたりのプレーヤー数「DAU(Daily Active User)」と、1カ月あたりのプレーヤー数「MAU(Monthly Active User)」という指標です。こうした数字は外部の調査機関などが調べて公表していたりします。なお、これらでは1日あるいは1カ月の計測期間中に同じ人が何度プレーしても1と数えます。

 これは経験則になりまが、この三つの数字には相関性があります。おおむね、同時プレーヤー「1」に対して、DAUは10~50、MAUが100~500になるのです。例えば仮にマリオランのDAUが300万人だとすると、同時プレーヤー数は6万~30万人と予測できるわけです。

 マリオランを含む多くのスマホゲームは「F2P(Free to Play)」と呼ばれ、ゲームのインストール自体には課金されません。そのためインストール数と課金した人の数は異なります。課金した人数を表す指標は「課金ユーザー数(PU、Paid User)」です。インストール数に対する課金人数の比は「課金率(Conversion Rate、CVR)」と呼ばれます。

CPUの使用量を決めるのはWebAPIの呼び出し

 さきほどサーバーの維持費用はCPUの使用量(時間の長さ)とインターネットに送り出したデータ量で決まると説明しました。つまりゲームを運営するために必要なサーバー費用はあるプレーヤー(例えば筆者)がゲームをプレーしたときに、サーバーのCPUがどの程度の時間働き、何バイトの通信が発生するかが分かれば概算できるわけです。