次世代福祉、コストから経済への転換
目次
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福祉とエネルギーの接点、人と街を変える自立型システム
【超福祉展】東芝の自立型エネルギー供給システム「H2One」
福祉とエネルギー。ちょっと遠く見える二つの主題の接点を作ったのが「超福祉展」だった。ハンディキャップという「マイナス」を、「ゼロ」どころか「プラス」にしてしまう「カッコイイ」「ヤバイ」福祉機器が出そろう中に、東芝の「H2One(エイチツーワン)」もあった。その二つをつなぐキーワードは「街づくり」だ。
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待ち望まれる、セグウェイが日本の公道を自由に走る日
【超福祉展】実証実験が本格化した電動立ち乗り2輪車「Segway PT i2 SE」
日本ではセグウェイが自由に公道を走ることはまだできない。2011年に茨城県つくば市の特区で実証実験をスタートし、以来約4年間で2万kmを超える距離を走行した。事故を起こすことも、大きな問題もなかったことから、2015年7月からは全国の公道に実験の場が広がった。
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発売から30年、支持され続ける電動車いす
【超福祉展】高齢者をサポートしてきた「スズキセニアカー ET4D」
自動車やオートバイの大手メーカー、スズキが開発・販売を手掛ける「スズキセニアカー ET4D」。2015年で販売30周年を迎えた、日本の電動車いすを代表する製品だ。
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すべての人の移動の価値変えるパーソナルモビリティー
【超福祉展】移動を楽しくスマートにする電動車いす「WHILL Model A」
2015年の「グッドデザイン賞」で大賞を受賞し、今、大きな注目を浴びているパーソナルモビリティーが、この「WHILL Model A」だ。従来の車いすとは全く違ったこのパーソナルモビリティーは、「100m先のコンビニに行くのも諦める」という、1人の車いすユーザーの声から開発が始まった。
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音を奏でる車いす、“二つのヤマハ”の技術を結集
【超福祉展】表現と福祉の可能性を広げる車いす「&Y01」
楽器や音響機器のヤマハと、オートバイなどのヤマハ発動機。二つのヤマハがコラボレーションして生まれた「&Y01」は、音を奏でる車いすだ。動きながら演奏をすることができ、「楽器に乗る」という新しい体験を演出しており、NPO法人「SLOW LABEL」のパフォーマンスなどに使用されている。
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障害者の願いで生まれた、新しいサイクルスポーツの姿
【超福祉展】「イージー&ファン」がコンセプトのハンドバイク「HBJ-YE20」
ハンドバイクジャパンのブランドコンセプトは「イージー&ファン」。そのコンセプト通り、誰もが気軽に楽しむことができるハンドバイク「HBJ」シリーズは、障害の有無を超えて、人々に新しいスポーツの楽しみを教えてくれる。
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障害者との“運転のシェア”、実現のコンセプトとは
【超福祉展】手動運転補助装置「Guidosimplex」
「Guidosimplex(グイドシンプレックス)」は、障害によりブレーキやアクセルなどのフットペダルを利用できない人向けの手動運転補助装置だ。国内でも手だけで運転できるモジュールはあるが、Guidosimplexは、フットペダルをそのまま残すことができるうえ、足元やハンドル周辺のパーツが少ない。そ…
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セグウェイを改造、世界で共感集めた次世代モビリティー
【超福祉展】車いすユーザーの願いを叶える「Genny L 2.0」
17年前の事故によって車いす生活を送るイタリア人のPaolo Badano氏が、インターネット上で「セグウェイ」に出会い、その技術を取り入れながら自身で改造した。その結果生まれたパーソナルモビリティーが「Genny L 2.0」だ。
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福祉とデザイン性の両立、障害の有無を乗り越える
【超福祉展】コンパクトな折りたたみ式電動スクーター「Luggie」
折りたたみ式電動スクーター「Luggie(ラギー)」の特徴は、そのコンパクトさである。全長は約1mほどだが、折りたたむとその半分ほどになるので置き場所の選択肢が増す。キャスター付きでキャリーバッグのように手で持ち運べる。
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スポーツで“音を着る” より広い音域を骨伝導で身近に
【超福祉展】聴覚サポートヘッドホン「Goldendance AQUA」
「Goldendance AQUA」は、振動板を使った「ダイナミックタイプ」と呼ばれる骨伝導ヘッドホンだ。可聴域が非常に広く、聴覚障害者だけではなく、ランニング、ジョギングなどの屋外でのスポーツシーンでも、耳をふさぐことなくクリアな音楽を楽しむことができるだろう。