次世代福祉、コストから経済への転換
目次
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「歩きたい…」 願いを叶えるロボット技術
【超福祉展】RT.ワークスの歩行支援型ロボット「RT.1」
2015年11月10日から開催されている「超福祉展」で、実際に坂道を押して歩いてみると電動モーターのおかげで重量15kgの車体が驚くほど軽くなるのが印象的だった。片手でも操作ができ、手を離すと自動的にブレーキがかかるため、使用者が転ぶ心配も少なく、安全性も兼ね備えている。
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かっこいい義足の可能性、アートが人間をビジュアライズ
【超福祉展】More than Humanの「UNICORN 義足カバー」
「More than Human」は、美術家の坂巻善徳 a.k.a sense氏、デジタルアーティストの小林武人氏の2人によるデザインプロジェクトである。人体の機能を補完する義足などのツールをかっこよくデザインしてみせる。それは「デザインによる人体の拡張」だ。
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次世代バリアフリー、「おもてなし」への発想転換
【超福祉展】映像コンテンツのバリアフリー「UD Cast」
昨今のインバウンド需要は、2019年のラグビーワールドカップ日本大会、2020年の東京オリンピック/パラリンピックに向けてさらに盛り上がっていきそうだ。UDCastのようなシステムを用いれば、さまざまな障害を乗り越えるユニバーサルな「おもてなし」を提供できる可能性がある。
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超人スポーツの創出、そのとき開発者が気づいたこと
超福祉がもたらす新しい日常にアプローチするために
人間の身体能力を補綴(ほてつ)したり、拡張したりする技術を用いて、身体能力のバリアを超える「超人スポーツ」。その開発・普及を目指す超人スポーツ協会の担当者が、ブラインドサッカー協会との協業で取り組む「超ブラインドサッカー」の創出プロジェクトで得た気づきとは?
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「カッコいい」「ヤバイ」機器並ぶ、超福祉の世界
日常体験できる展示会が開幕―スポーツ、街づくり、アートなど議論
超福祉展は、思わず手に取って使ってみたくなる「カッコいい」「カワイイ」デザインの福祉機器や、大きなイノベーションを期待させてくれる「ヤバイ」テクノロジーを備えた福祉機器を展示し、これらを通して、障害者をはじめとしたマイノリティの人々や、福祉というイメージそのものに対する「意識のバリア」を取り除くこと…