オール電化住宅向けに4社が新規参入

 一定の使用電力量まで電力量料金が定額のプランもある。東京電力エナジーパートナーの「プレミアムプラン」が代表例で、400kWhまで東京電力エリアなら9700円の定額にした。このプランはソフトバンク、ニチガス、TOKAIグループも販売する。東燃ゼネラルの「まとめてプラン」は300kWhまで、400kWhまで、500kWhまでそれぞれ定額になる3種類のプランを用意した。

 大手電力は従来から、オール電化住宅などを対象に夜間の電力量料金を安く抑えたプランを販売してきた。それが可能なのは、夜間に原子力発電による電力を供給できるからだ。大手電力は4月からもオール電化住宅向けの新しいプランを用意した一方で、洸陽電機、坊っちゃん電力、みやまスマートエネルギー、ナンワエナジーの4社も参入した。

 洸陽電機の「生活フィットプラン」は東京電力、中部電力、関西電力、九州電力の各エリア、坊っちゃん電力の「マドンナプラン」は四国電力エリア、みやまスマートエネルギーの「オール電化プラン」とナンワエナジーの「スタンダードオール電化」はそれぞれ九州電力エリアで販売する。各社は再生可能エネルギーや大手電力による常時バックアップの電力を活用するなどの工夫で、大手電力に対抗する構えだ。