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 スマートフォンなどモバイル機器に使われる電子部品の世界市場は、2010年から2014年にかけて、年平均成長率6%という緩やかな成長を示している。その中で、中国の年平均成長率は18%に達しており、世界の3倍のスピードで伸びている。ここ数年、中国はこの産業の発展を最も享受している国であり、中国の電子部品は現在も急成長期にある。

 中国の勢いは世界の競争地図を塗り替え、一部の電子部品メーカーは大きな影響を受けている。特に、台湾メーカーと中国メーカーは競合する部分が多く、台湾メーカーにとって大きな脅威になっている。現時点ではまだ、技術力だけでなく、世界市場シェアや海外の顧客との関係構築の面でも、台湾メーカーに一日の長がある。しかし、台湾製電子部品の主要用途であるパソコン(ノート型を含む)の不振や、モバイル機器のハイエンド製品の市場成長が停滞している影響を受け、成長率では中国が台湾を上回っている。