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トヨタ自動車社長の豊田章男氏(左)と、ダイハツ工業社長の三井正則氏
図1 トヨタ自動車社長の豊田章男氏(左)と、ダイハツ工業社長の三井正則氏
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豊田氏が脅威に感じたダイハツの「ミライース」
図2 豊田氏が脅威に感じたダイハツの「ミライース」
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トヨタの小型車「パッソ」
図3 トヨタの小型車「パッソ」
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 ダイハツ工業が2016年4月1日付けで、大幅な組織改正を行いました。トヨタ自動車による完全子会社(100%出資会社)化に対応したものです(図1)。完全子会社への移行は8月1日の予定です。今後ダイハツは、両社のグローバルな小型車開発という重要な役割を担います(関連記事1)

 今回の組織改正では、全社を社長直轄の3ユニット体制に再編しました。その目玉になるのが、「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)ユニット」です。 同ユニットはトヨタの「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」と対をなすもので、これまでの「開発・調達・生産・CS」という四つの本部をDNGAユニットに集約しました。

 ダイハツ社長の三井正則氏は、完全子会社化が決まった1月の会見で、「今後、国や地域のニーズに合わせたクルマ造りをさらに進化させていく」と述べました。さらに、「当社が軽自動車の開発で培ってきたノウハウを生かし、ダイハツならではのクルマ造りを進めていきたい」と強調しました。

 これを受けてトヨタ社長の豊田章男氏が、「DNGAですね」と返して会見場の笑いを誘うと、三井氏は「はい。DNGAでやっていきたいですね」と応えました。今回のDNGAユニットは、こうした三井氏の思いを具現化したものと言えそうです(関連記事2)