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リコー会長の近藤史郎氏
リコー会長の近藤史郎氏
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ヤマハ発動機社長の柳弘之氏
ヤマハ発動機社長の柳弘之氏
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 突然ですが、ものづくり企業を成功させるカギは何でしょうか。

 革新的な技術を生む研究開発力、高い品質を実現する製造現場、未来を見通す経営陣の洞察力・・・。さまざまな要素がありますが、自動車、電機、機械、IT(情報技術)など多様な分野の企業を20年間取材してきてつくづく大事だと思うのは、やはり経営者の力です。

 シャープのように液晶や太陽電池などの優れた技術力を持っていても、経営者が戦略を誤って会社が衰退し、海外企業の傘下入りを迫られるケースもあります。東芝のような名門企業でも経営陣が掲げた無理な目標を達成するために不正会計の泥沼にはまり込み、巨額赤字に転落して、高収益事業を切り売りするなどリストラに走ることもあります。

 このような轍を踏まないために、変化の激しい時代を生きるものづくり企業のトップはどうあるべきなのか。考えさせられる場面が多い中で、心に迫る経営者の言葉を聞く機会がありました。

 やや古い話になりますが、2016年2月中旬に開かれた日本能率協会の「2016 ものづくり総合大会」の基調講演です。登壇したものづくり企業の経営者の言葉が、大変印象的でした。