PR

顧客と直接につながる意味とは


 コンシューマー事業で同社は、スマートフォンやテレビの事業を人員削減を含む構造改革を推し進めて改善しています。コンシューマー事業を必死で残そうとするのは、パナソニックや日立製作所でも同様です。そこまでコンシューマー事業にこだわるのはなぜなのか。ソニーが示したのは「感性」と「リカーリング型事業」の追求です。

 コンシューマー製品では、機能ではなく感性に訴えやすく、同社はデザイン(意匠)力を含めて差異化しやすいと考えているようです。リカーリング型事業とは、顧客とのつながりから継続的に収益を上げるものです。ゲーム機事業での会員制サービスやデジタルカメラの交換レンズ販売などを同社は挙げます。

 別の可能性としてリクルーティングが挙げられます。特に人工知能など先端研究分野での技術者の獲得・定着では、コンシューマー製品・サービスを通じて世界で認知されている同社のブランド力は強みになるはずです。