買い物から食事まで、成長するサービス産業
北京や上海のような大都市に行けば、大きなショッピングモールが当たり前のように存在し、買い物を楽しむ人たちで大いに賑わっている様子を目にすることができる。筆者は出張中にベルトが切れてしまったことがあったのだが、そのときはモール内のユニクロやH&Mをまわり、最後に洋服の青山で購入した(長尺ベルトがあったため)。ほとんど日本と同じように買い物ができたことに驚いた。
飲食店の充実も著しい。現地の食堂は昔からあったが、今では洋の東西を問わず多彩な料理を手軽に楽しめる。コンビニも増え、中国語が得意でない筆者でも街中で簡単に買い物ができるようになった。接客も良くなった。かつては、ぶっきらぼうな対応しかされたことがなかった。今もそうした店はあるのだろうが、きちんと接客できる店が非常に増え、様変わりしたと感じる。
深センのコンビニ(セブン-イレブン)で見かけた美容・コスメ商品。POP広告や商品パッケージには日本語があふれている。この分野における“日本人気”は絶大だと感じさせられる。(2014年2月撮影)
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中国にも「コンビニコーヒー」はある。しかし、この写真を撮影した2年前は、残念ながら、あまりおいしくなかった。改善されたかどうか、今度確認したいと思う。(2014年2月撮影)
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北京のコンビニで売られていた亀田製菓の「柿の種」。パッケージには「日本超人気米菓」とある。ただし、写真にある「麻辣味」の柿の種は日本では販売されていない。この麻辣味の柿の種を実際に食べた人からは、絶賛の声を多く聞く。四川麻婆豆腐のような風味で、筆者もおいしいと思う。ぜひ、日本でも販売してほしい。(2015年3月撮影)
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