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パネルに込めた思いを知ることが大事

 その後、近畿大学とヤヱガキ酒造、佐藤精機の上位3者の表彰があり、このうち来場していた佐藤精機の佐藤社長がパネルに込めた思いについて語った。

上位三つに選ばれたパネル
上位三つに選ばれたパネル
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 同社のパネルは人材登用を目的に作製したもので、最先端のものづくりに貢献している自負と自社技術への誇りだけでなく、生半可な気持ちでは従事できないぞということも伝えたかったという。佐藤社長からは、地方からでも世界最先端の仕事ができるという熱い思いが伝わってきた。

澤田棉行のパネル。交流会で担当者が熱い思いを語った
澤田棉行のパネル。交流会で担当者が熱い思いを語った

 さらに交流会では、取り組みは千差万別ながら、上位に入った企業や団体、大学などがパネル作製に込めた思いを語った。社長からパネル作製の指示を受けた社員が、自ら奮起してフィボナッチ数列や黄金比を勉強してデザインしたことを明かすといった、その場にいた社長も知らないエピソードを披露するなど、それぞれの思い入れが伝わってくる交流会だった。

 今回のイベントは、第1回ということもあり、粗削りな部分があったものの、中小企業や地方大学の思いをパネル1枚に込めるという取り組みは正直、いいと感じた。様々な地域で同じようなイベントが始まり、地域同士がまたつながっていく――。こうした草の根的な取り組みで日本の中小企業の元気をアピールすることも大事な方法だと気付かされた1日だった。