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 どこもかしこもAI(人工知能)――。新産業サイトのアクセスランキングは、そんな世相を反映した結果となりました。AIを扱った記事が、見事に(?)ワンツーフィニッシュを決めています。

 記者も最近、取材先から「AIについてどう思うか」と聞かれることが何度かありました。こんな末席の記者にも“逆取材”があるぐらいですから、製造業にとってAIが及ぼす影響というのはなかなか見えにくいのだと思います。

 アクセスランキングに話を戻しますと、1位と2位に入った記事は、いずれもタイトルからしてインパクトがあります。まず1位の「AI/クラウドで日本に勝ち目はない」ですが、いきなり身も蓋もない感じがむしろ気持ちいいぐらい(?)です。

 さて、「勝ち目はない」とまで言い切られてしまうその根拠はどこにあるのでしょうか。詳しくは記事をご覧くださいとしか言えないのですが、ここで少しだけ紹介しましょう。端的にいえば、AIが活躍する舞台であるIoT(Internet of Things)の世界においては、「システムに対しても独自性を追求する」日本のビジネススタイルに問題があると、記事では指摘されています。ただ、日本が巻き返す道も残されているとのこと。それは、ぜひ実際に記事を読んで確かめてください。

 一方、2位の「何でもAI化」に、ちょっと待った」は、AI一色の現状に一石を投じる記事になっています。確かに、昨今は誰もがAIと言い出したことで、「AIにあらずんば…」といった雰囲気があることも事実です。

 この記事の主役は、茨城県つくば市に拠点を構えるロボットベンチャー企業のDoog(ドーグ)。ロボットといえば、それこそAIによる進化が最も期待されている分野です。それにもかかわらず、DoogはなぜAIに背を向けるのか。それも記事をご覧くださいと言いたいところなのですが、かいつまんでいえば「基本的な動きはきちんと自分たちでデザインできることを重視している」とのこと。やっぱり大事なことはAIに任せられないというその意気込み、個人的には嫌いじゃありません。