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 2016年7月27日に発表された韓国LG Display社の2016年4~6月期決算は、売上高5兆8550億ウォン(前年同期比13%減、前四半期比2%減)、売上総利益6100億ウォン(前年同期比46%減、前四半期比3%減)、営業利益440億ウォン(前年同期比91%減、前四半期比10%増)となり、当期損益は840億ウォンの赤字となった。前年同期比で減収・営業減益である。

 売上総利益率は10.4%(2016年1~3月期は10.5%)、営業利益率は0.8%(同0.7%)、当期利益率は-1.4%(同0%)となり、2015年10~12月期以降の低調な水準が継続した。

 2016年4~6月期のパネル出荷面積は、996万m2(前年同期比1.8%増、前四半期比5.0%増)。テレビ用パネルの出荷数量は枚数ベースでは前四半期並みだったが、より大型サイズのパネルが増加したため、面積ベースでは前四半期比プラスだった。

 面積当たりの米ドル建て平均販売単価(Blended ASP)は504米ドル/m2(2016年1~3月期は525米ドル/m2)。個々のパネル価格は比較的安定して推移したものの、より単価が安い大型パネルの比率が上昇したことで、Blended ASPは前四半期比で4%低下した。

 用途別売上構成比は、テレビが39%(2016年1~3月期は38%)、モニターが16%(同15%)、ノートパソコンおよびタブレット端末が18%(同24%)、モバイルその他が27%(同23%)。2016年4~6月期末の在庫水準は、回転日数(期首期末平均、売上原価ベース)で43日(2016年1~3月期末は42日)、金額ベースでは前年同期比5%減、前四半期比3%減。

 2016年7~9月期のガイダンスは次の通り。1)総出荷面積は2016年4~6月期比で1桁半ば(mid-single digit)%の増加。季節性およびパネルサイズの大型化継続が寄与する見込み。2)個々のパネル価格はしばらく上昇が続くと想定。UHDやインセル製品、テレビ用有機ELパネルなど高付加価値製品の増加、季節的に面積単価が高い中小型パネルの比率が増加することなどにより、Blended ASPについても上昇する見込み。

 3)全社の収益性は2016年4~6月期比で改善する見込み。4)テレビ用の大型有機ELパネルは、歩留まり改善や出荷数量の増加により、下期(2016年7~12月)は四半期ごとに収益性が改善する見込み。