トップ3のシェア争いはほぼ互角

 第3位は韓国ハンファQセルズ (Hanwah Q-Cells)で年間セル出荷量は3.4GWだった(図2)。現在同社は、中国、ドイツ、マレーシア、韓国と5カ国で太陽電池セルを生産しており、現在のセルの年間生産能力は4.3GWと世界で一番大きい。

図2●太陽電池セルメーカーの世界市場シェアトップ10(年間出荷量)
図2●太陽電池セルメーカーの世界市場シェアトップ10(年間出荷量)
(出所:SPV Market Research「Annual Photovoltaic Manufacturer Shipment report」)
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 レポートによると、2015年に韓国からの太陽電池セルの出荷量は2014年から69%増加し2.2GWだった。これはハンファQセルズの貢献が大きいものと見られる。

 中国サンテックパワー (尚德太陽能電力有限公司、Suntech Power)は2010年と2012年の2年間 、太陽電池セルの出荷量において世界ナンバーワンの地位を築いたが、2013年3月には破綻。その後、中国の順風光電国際有限公司(Shunfeng Photovoltaic International)がサンテックパワーの資産を買収し、傘下に収めた。

 Shunfengはさらに2015年には米国Suniva(シリコン系太陽電池・モジュールメーカー)の63%の株を買収し、米国市場へ生産拠点網を広げた。買収されたサンテックパワーはShungfeng-Suntechとなり、トップ10内に返り咲いた。

 5位の米国ファーストソーラー (First Solar)を除いて、全てのトップ10メーカーのセル生産の主な拠点は中国であった。