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 例えば、最近リリースされたばかりのサービスに、「CliniCloud」がある。このサービスを手掛けるCliniCloud社は若い2人の医師によって設立されたスタートアップ企業である。「ヘルスケアIT」であると同時に「IoT(Internet of Things、モノのインターネット)」の側面も持つベンチャー企業として注目されている。

CliniCloud社の提供するデジタル体温計(左)とデジタル聴診器(右)(写真:CliniCloud社)
CliniCloud社の提供するデジタル体温計(左)とデジタル聴診器(右)(写真:CliniCloud社)
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 同社の開発・販売する製品は、小型の個人用デジタル聴診器とデジタル体温計だ。スマートフォン(スマホ)に接続することで心音、肺音、体温という基本的な健康データがスマホ上およびクラウド上に記録され、必要に応じてインターネットを通じて医師と共有し、遠隔医療サービスを受けられる、というものである。

スマホを通じて家族の健康情報が時系列で蓄積される(写真:CliniCloud社)
スマホを通じて家族の健康情報が時系列で蓄積される(写真:CliniCloud社)
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 価格は149米ドル、日本円にして1万8000円程度である(2016年1月4日現在)。また、興味深いのは、「CliniCloud」を購入すると、これまた注目ベンチャーである「Doctor On Demand」という遠隔医療サービスの1回無料診察クーポンが付いてくるのである。

スマホを通じて遠隔診療の予約が可能(写真:Doctor On Demand社)
スマホを通じて遠隔診療の予約が可能(写真:Doctor On Demand社)
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 この「Doctor On Demand」も同じく注目のベンチャーである。

 同社の経営メンバーにも医師がいるが、実質的創業者で取締役会議長のJay McGraw氏は、現在36歳。少年の頃から啓発本のベストセラーを書くなど、著名な文化人型セレブ(有名人)である。テレビ制作会社のCEO(最高経営責任者)を務め、有名なテレビ番組の制作や司会などをしてきた。

 ちなみに、彼の父親は「Dr. Phill」として全米で知られる、著名医師のPhill McGraw氏。彼の名前自体がテレビ番組名になるほどの著名人で、2015年の年収は7000万ドル(約84億円、同)と、『Forbes』誌の世界高収入セレブランキングで15位となった人である。

Doctor On Demand社によるサービスのイメージ(写真:Doctor On Demand社)
Doctor On Demand社によるサービスのイメージ(写真:Doctor On Demand社)
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