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日本人とドイツ人は歩き方が違う!?

 THE WALKINGの開発の発端は、マイクロストーンが従来品を出展した数年前の「MEDICA」(ドイツで開催される医療機器展示会)での出来事だったという。同社 社長の白鳥氏の話を聞くと、3軸加速度センサーなどを使って歩き方を計測したところ、日本人と欧米人のデータに差異があることを発見。“欧米人には肩こりがない”ことと関係があるのではないかという感覚を持ったという。ちなみに筆者もかつて、著書で「英語には“肩こり”に相当する単語が見当たらない」と書いたことがある(『健康を計る』、ブルーバックス、1993年)。

図2 THE WALKINGによる解析結果例(図:マイクロストーン)
図2 THE WALKINGによる解析結果例(図:マイクロストーン)
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 帰国後、専門家の助言を受けて開発したのが、「加速度+ジャイロ」による、上半身と下半身2チャンネルの同時測定だったというわけだ。図2はTHE WALKINGによるデータ解析例を示している。3つの画面は、前後、上下、左右の3方向の変動が表示されていると考えればよい。

 左から順に、(1)全身の歩行バランスが良い、(2)下肢や重心の筋力の使い方が小さい、(3)腰痛持ちのケース、についての解析結果が図示されている。これにより、被験者にこの画面を見せながら正しい歩き方の指導が可能となった。