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ハノーバー大学自動制御研究所所長のSami Haddadin氏
ハノーバー大学自動制御研究所所長のSami Haddadin氏
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 近年、「人とロボットの協働」への関心が高まっている。しかし、従来は主に工場の中で柵やフェンスに囲われて稼働していた産業用ロボットが本格的に人と一緒に働けるようになるには、解決しなければならない課題がまだまだ多い。

 人との協働を実現するために、ロボットには何が求められるのか。「理想的なロボットは、『iPhone』のように誰もが直感的に使えて、誰もがプログラミングできるもの」――。そう語るのは、ドイツのハノーバー大学自動制御研究所所長であるSami Haddadin氏だ。

 Haddadin氏は大学に籍を置きつつ、ドイツのスタートアップ企業KBee社のCEOとして超低価格の協働ロボット「Franka Emika」の開発を主導するなど、経営者・技術者の顔も持つ。その同氏は、ドイツの主要工科大学9校の連合体「TU9」が2016年10月下旬に東京都内で開催した「Industrie 4.0」(インダストリー4.0)に関するシンポジウムにおいて、「デジタル世界におけるロボットと人間」と題して講演し、ロボット開発の展望を示した。

Franka Emika
Franka Emika
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