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ほとぼりは漢字で…

 また、ほとぼりは漢字で「熱」と書く。まさに文字通りに熱気、余熱である。感情や興奮した熱気の名残、余熱なのである。

 だから、物理的にも熱は冷める。何かの影響で熱が上がっても、そのうちに冷める。これをほとぼりが冷めると言うのである。

 さらに、一度昇温した気持ちに次の昇温材料というか燃料というか、エネルギーの素(もと)が供給されなければ、熱を維持することはできない。

 つまり、感情や興奮の高まりという熱は、忘れてしまったり供給されたりしなくなる(おしまいになる)と、すぐに冷め始める。要するに、ほとぼりは冷めるのである。

 そして、このような物理的な法則も、神様が創ったことなのだ。

 さあ、ほとぼりは冷めるのだから、一度や二度や三度や四度、えいっ、こうなったら何度でも大丈夫。失敗なんて、どうでもいいと考えよう。

 逆に、失敗したら、周りの様子を楽しむのはいかがだろうか。自分の失敗を苦々しく見ている人が、一体、何日で元に戻るのか。それを指折り数えて楽しむのもいいではないか。

 また自分も、朝起きるとき、失敗したことを忘れてしまってスッキリするまで何日かかるか、それを予想して楽しむのもいいだろう。

 要するに、いずれは消えてなくなるほとぼり(失敗)なのだから、消えるまで、それを楽しむのは自分の勝手ではあるまいか。

 ところで、私の最近の失敗と、そのほとぼりが冷めたことはあるかって? う~ん、それがあり過ぎて、困ってしまうのだ。

 先日も、家内の誕生日を忘れてしまい、しかも、当日に別の予定を入れてしまっていたのを怒られて、慌ててその予定を別の日にしたら、その日も別の予定が入っていて、それがドミノ倒しのように次から次へ…。

 えっ、それはタダのドジだって? それはそうだが、困ったことに、未だに予定が決まらず、忘れようにも現在進行形。だから、ほとぼりが冷めるどころか、かえって熱くなっているのである。

 神様ぁ~、何とかしてくださいよ!!

開発の鉄人”ことシステム・インテグレーション 代表取締役の多喜義彦氏は、これまでに3000件の開発テーマの支援に携わり、現在も40社以上の技術顧問などを務めている(システム・インテグレーションの詳細はこちら)。「リアル開発会議」では、多喜氏を指南役に、オープンイノベーション型の新事業開発プロジェクトを開始する(詳細はこちら)。