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 あらゆるものがインターネットに接続されるという「IoT(Internet of Things)」または「IoE(Internet of Everything)」。例えば、電柱、公園の街路樹、道路のマンホールなどに取り付けたセンサーが街中の人や物の動きを把握し、集めたデータをインフラ設計や都市整備に役立てるというコンセプトが語られてきた。

 だが、最近ではIoTの定義がやや変わりつつあるようだ。“あらゆるもの”はいったん棚上げして、まずは住宅や事業所などの閉鎖空間内にセンサーを多数設置して、省エネや作業効率アップを目指すという考え方が主流となっており、そうした用途に関連する製品が数多く販売されている。

 今回は、IoTデバイスとして現時点で最も多く出荷されているであろう多機能サーモスタットから、米Nest Labs社の「Nest Learning Thermostat - 2nd Generation T200577(以下、Nest Labs T200577)」を紹介する。Nest Labs社は、2014年に米Google社が32億米ドルもの巨費を投じて買収したことで一躍注目を集めた企業。現在はGoogleグループ持ち株会社である米Alphabet社の傘下にある。

Nest Labs T200577の外観
Nest Labs T200577の外観
直径8センチ、高さ3センチのツナ缶詰のような形状。ボタン等は付いておらず、スマートフォンに専用アプリを入れて操作する
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裏面に記載された情報
裏面に記載された情報
無線を使うため日本の技適マークにあたるFCC(米連邦通信委員会)の認定番号が記載されている
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