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 2016年12月に開催されたSEMICON Japan 2016は、皆様のご支援のもと、出展者数、来場者数がともに大幅増となる成果を収めることができました。

 この成功の背景には、2016年後半からの半導体産業の上振れがあったことも確かです。半導体製造サプライチェーンの各種数値および米国半導体工業会(SIA)/世界半導体市場統計(WSTS)が集計する半導体出荷数量は、ともに2016年第1四半期から第3四半期にかけてマイナス領域からプラス領域へと大きく改善しました(図1、図2、図3)。

図1●2016年第1四半期までの半導体出荷数量の前年比成長率
図1●2016年第1四半期までの半導体出荷数量の前年比成長率
MFC:MERCHANT FUNCTION CHARGE 出典:SEMI、SIA/WSTS
図2●2016年第2四半期までの半導体出荷数量の前年比成長率
図2●2016年第2四半期までの半導体出荷数量の前年比成長率
MFC:MERCHANT FUNCTION CHARGE 出典:SEMI、SIA/WSTS
図3●2016年第3四半期までの半導体出荷数量の前年比成長率
図3●2016年第3四半期までの半導体出荷数量の前年比成長率
MFC:MERCHANT FUNCTION CHARGE 出典:SEMI、SIA/WSTS

 この結果、SEMIの半導体製造装置市場予測は、前回(2016年7月)の発表値に対して12月の発表では大幅な上方修正がなされました。7月に発表した予測は足元の状況を反映して、2016年については1%増、2017年については11%増として、成長の拡大は2017年以降と見込んでいました。成長要因は、3D NANDフラッシュやファウンドリー分野の旺盛な投資、また中国の活発な動きです。半導体市場の急激な改善により、これらの投資時期が当初の予測よりも前倒しになったことが、2016年12月の大幅な上方修正の原因と考えられます。