PR

 2016年7月12日~14日の3日間、米国サンフランシスコでSEMICON Westが開催されました。SEMICONのルーツとなるシリコンバレーの展示会ですが、ここ数年ほど日本のメディアの足が遠のいており、直接の取材がされていないのが残念です。

 半導体の生産拠点はアジアにシフトしていますが、世界の半導体売り上げは50%以上を米国企業が握っており、米国がイノベーションの発信源として依然として力を持っていることは確かです。SEMIもこうした状況の変化を捉えて、SEMICON Westを技術とビジネスの情報を発信するイベントへと変化させています。まさにSEMICON Japanと同じ方向性を目指しているのです。

 今年のSEMICON Westの出展者数は昨年と同程度の約700社でしたが、250時間を超える技術・ビジネスセミナーを開催するなど、情報発信量は飛躍的に増加しました。基調講演も、従来のようなデバイスメーカーのトップではなく、米Cisco Systems社のサプライチェーンオペレーション担当上級副社長、米Oracle社のIoT担当副社長が登壇しました。これは、今年のSEMICON Westのテーマ「Definitely Not Business As Usual」(これまでのビジネスとは確実に違う)に沿った変化です。

今年のSEMICON Westのテーマ画像
今年のSEMICON Westのテーマ画像

 昨年に始まり今も続くダイナミックな業界再編成、そしてIoTをキーワードとするマーケットの変化。これらは、サプライヤーとデバイスメーカーの閉じた関係では完結しない、下流へと広がるサプライチェーンとの対話を求めているのです。