ASEAN各国及びインドは近年自動車販売台数が急増しており、今後も増加が見込まれている。これらの地域における自動車技術の特許等の動向について調査を行ったところ、日本の完成車メーカーは、ASEAN各国の市場で力強さを発揮し、特許出願件数比率も全体の65%を占めていることがわかった。一方、インドでは、日本はASEANにおけるほど市場で優位な立場にはなく、欧州・米・インド国籍の特許出願も目立っており、欧米だけでなくインド企業の動向にも注意を払うべきであることがわかった。本稿では、上記以外の調査結果も多数紹介し、調査から判明した動向を踏まえ、今後の技術開発の方向性等に関する提言を紹介する。
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