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 富士通が自社の多様な顧客から参加者を募集し、2016年2~3月に開催された「ビズラボ presented by FUJITSU」(以下、富士通ビズラボ)の第2期。その余韻も冷めやらぬ中、修了生有志は新潟県三条市を訪れた。

 三条市は、ビズラボと同様の理念に基づいた新ビジネス創出講座「リアル開発ラボ」を実施している。リアル開発ラボでは、三条市の各企業が自社の経営資源を持ち寄り、これまでにないビジネスの創出に向けて議論やプロトタイピングを重ねてきた。富士通ビズラボ修了生にとっては、同志でありライバル(?)でもあるリアル開発ラボ。その成果発表を見るために、富士通ビズラボ修了生は1泊2日の日程で三条市までやってきたのである。

 果たして、リアル開発ラボから生まれたビジネスアイデアは、各企業の特色を生かした魅力的なものばかりだった。キャンプもバイクも好きな人々をターゲットにキャンプ用品をたくさん積めるバイクを開発する「もっとかっこいいキャンプ」、ハンドドライヤーの騒音を小さくすることで用途を拡大する「シーンとタオル」、つい人に自慢したくなるステッキという新たな価値の創出に挑む「50万円ステッキ」、そしてモジュール化されたユニットの組み合わせでさまざまな種類および形状の花壇を提供する「どこでも花壇」。その創造性もさることながら、3Dプリンターでモックアップも造ってしまう技術力の高さに富士通ビズラボ修了生は驚かされた。

「もっとかっこいいキャンプ」のプロトタイプ
「もっとかっこいいキャンプ」のプロトタイプ
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「どこでも花壇」のプロトタイプ
「どこでも花壇」のプロトタイプ
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成果発表終了後に講評を行う、ビズラボおよびリアル開発ラボ講師の多喜義彦氏(システム・インテクグレーション代表取締役)
成果発表終了後に講評を行う、ビズラボおよびリアル開発ラボ講師の多喜義彦氏(システム・インテクグレーション代表取締役)

 だが、圧倒されてばかりいるわけにはいかない。リアル開発ラボの成果発表が終わると、次に富士通ビズラボ修了生が自分たちのビジネスアイデアを披露した(富士通ビズラボ第2期のビジネスアイデアの関連記事)。リアル開発ラボは三条市が得意な金属加工などの〝ものづくり〟をベースにしているのに対し、富士通ビズラボ第2期はITを活用するものが多い。両者がタッグを組めば、もっとすごいものができそうだ。成果発表会後の懇親会では、とても初対面と思えない親密さで語り合う様子があちこちで見られた。そう遠くないうちに、世間を驚かすコラボレーションが誕生するかもしれない。