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設計改革に向けた3つの切り口

 間接業務と直接業務の改革について述べた。では、設計改革を進めていく際に考えてもらいたい3つの切り口がある。

設計改革に向けた3つの切り口
設計改革に向けた3つの切り口
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 1つめは、「間接業務の効率化」である。先ほどは、散々、間接業務の改革を否定的に書いたが、間接業務の改革がダメといっているわけではない。間接業務でもムダな作業はどんどん排除していくべきである。やりやすいのだから、どんどん進める必要がある。

 2つめは「直接業務の効率化」である。要求仕様から技術計算ツールの連携など、設計そのものの改革である。

 3つめは、「直接業務の高度化」である。楽しい設計にし、強い設計に生まれ変わるために、設計ナレッジ(技術資産)を可視化し、CADの自動作図と設計差異管理による高度化の取り組みである。これら3つを順番にするという意味ではなく、課題を抽出し、改革そのものは同時並行的に進めるべきである。

今回のまとめ
・設計の間接業務の改革は、分かりやすく、説明しやすく、改革を“やっています”感が出やすいため、「改革ごっこ」になってしまう
・設計の直接業務改革こそが改革の本質である