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──【トラブル事例 2】
 部品点数を減らしてコストを削減するため、ある製品の締結に使うボルトの本数を減らすことにした。本数を減らしても締結強度を維持するため、めっき処理した高強度ボルトを使用した。ところが、ある程度長時間使用したところで、突然ボルトが折れてしまった。なお、使用したボルトは鋼製だった。
 このトラブルの原因として考えられるものは何か。また、トラブルを防ぐためにどのような解決策を採ったらよいか。



原因:原因は水素脆化。鋼製ボルトの中に水素が侵入し、鋼の強度が低下した。こうして遅れ破壊により、ボルトが折損した。

解決策:めっき処理した後、ボルトに脱水素のためベーキング処理を施す。かつ、高強度ボルトは水素を吸蔵しやすいため、使用することをやめる。