――本セミナーでは、どのようなポイントに力点を置いて説明する予定ですか。

 センサーネットワークを、人類の歴史という巨視的な視点と、現状の技術の動向といった微視的な視点をつなげることに力点を置きたいと考えています。前回のセミナーや別の講演に参加してくださった方々とお話ししましたが、やはり「IoTやM2Mなどセンサーネットワークが隣接する領域でどのようなビジネスを考えればよいのか分からない」という方が多かったという印象を持っています。また、「IoT、M2M、Industry 4.0などが重要なのは分かるけど、概念がぼやっとしていてよく分からない」という方も多くいました。その辺のもやもやした部分が明快になるように説明したいと考えています。

――どのような方々に参加いただきたいですか。

 IoTやM2Mなど興味はあるけど、何から始めればよいのか、今後どうなっていくのかを知りたい方に参加していただきたいです。これまでの私の経験でも、センサーネットワークは電機製造業、半導体・電子部品製造業、製造装置製造業、ソフトウエア開発業、建築、土木、農業、エネルギーなど多様な業種の方々が興味を持っていますし、実際に関係してきます。多様な業種を横串にするのがセンサーネットワークの面白いところだと私自身が考えていますので、新しい分野を切り開こうとしている技術者に参加していただきたいですね。

――本講座を受講することで、受講者はどのようなスキルを身に付けることができるか、ご紹介ください。

 センサーネットワークを利用したサービスを構築する場合の考え方や、どのような技術を組み合わせるべきかなどの知識を身に付けることができます。センサーネットワークは応用が極めて幅広いだけでなく、関連する技術も、デバイス、組み込み、ネットワーク、クラウド、人工知能など多岐にわたる分野の知識が不可欠です。本セミナーが、全貌が見えにくいセンサーネットワークを使いこなして新しいビジネスや研究開発を立ち上げる一助になれば、私としてもうれしいです。