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 AI、IoT、ビッグデータ…。日々新たなキーワードが報道やネット記事を賑わせます。その情報を聞く度に、皆様の脳裏には様々な考えがよぎることと思います。「我々のビジネスに影響するのか?」「ウチの商品にも関係するかも?」「気になるが、しかるべき部署がきちんとリサーチしているだろう。しかるべき部署が判断するだろう」などなど…。

 従来の枠組みの技術であれば、多くの会社で情報収集の仕組みが整っています。例えば、取引先や仕入先が新提案を持ってくることがあるでしょう。学会では業界各社が発表しているので、そこから自社以外の研究開発状況は把握できます。

 ところが、新しい枠組みの技術になると、その仕掛けが有効に機能しません。誰もが知っているような大企業でも、危機感ある担当者が自発的に片手間で調べているだけということがままあります。それどころか、「とりあえず状況を調べて」と言われた担当者が、「何から手をつければよいのか?」と悩んでおられることがなんとも多いのです。

 少し前の話になりますが、当社にご相談いただいた大手精密機器メーカーA社の開発戦略部門の水越氏(仮名)もそのような状況でした。今回は水越氏がどのようにして的確な調査を実施し、行動指針立案に至ったかを紹介します。