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0.18V動作のBLE受信機

 IoT、センサーネットワークなどの用途に向けた低電力トランシーバー技術では、さらなる低電力化が進んでいる。中国University of MacauとポルトガルUniversidade de Lisboaは、0.18Vという超低電圧動作のBLE(Bluetooth Low Energy)受信機で382μWの低電力化を実現した(講演番号 24.4)。

 待機電力は1.33nWと低い。複数段のチャージポンプとリング発振器を用いて低電圧で高周波の動作を実現しており、IoT向けデバイスとして使われることを意識していると見られる。

生体活動モニターのレーダーセンサー

 レーダーセンサーについても興味深い発表があった。ノルウェーNovelda社とノルウェーUniversity of Osloが、生体活動モニター用に中近距離で用いられる低電力で妨害波に強い回路を発表した(講演番号 7.7)。7.3GHzと8.7GHzの周波数を使ったインパルスレーダーで消費電力は118mWと小さい。

 デモセッションで実演を行い、来場者の注目を集めていた。心拍モニターなどに使うことを想定しており、これまで民生用途では、航空船舶、自動車と交通を中心に開発されてきたレーダーが医療介護や安全分野に広がる兆しを見せている。