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新製品のデモの様子 縦に5つ並んだLEDランプを、タブレット端末で制御。日経エレクトロニクスが撮影。
新製品のデモの様子 縦に5つ並んだLEDランプを、タブレット端末で制御。日経エレクトロニクスが撮影。
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 東芝は、スキャッタネット(Scatternet)に対応したBluetooth Smart用IC「TC35667WBG-006」を開発し、サンプル出荷を開始した(ニュースリリース)。Low Energy(LE)仕様などを規定した「Bluetooth 4.1」規格に準拠する。

 スキャッタネットとは、複数のピコネット(小規模ネットワーク)を相互に接続して構成するネットワークで、接続可能なスレーブ機器の台数を増やすことが可能になる。スマートホーム対応機器やウエアラブル機器、ヘルスケア機器、リモコンや電子玩具などの汎用無線データ通信機器、IoT機器などに向ける。

 同社が2年前に発表した「TC35667FTG/FSG-005」(日経テクノロジーオンライン関連記事)の内蔵ROM搭載ソフトウエアを変更し、パッケージを小型化したのが、今回の新製品である。英ARM社の32ビットマイコン「ARM7TDMI-S」や、RFアナログ回路、DC-DCコンバーター、ユーザーRAM、A-D変換器などを集積している。

 RF送信回路の出力は0〜−20dBmの範囲において、4dBステップで設定できる。受信感度は−92.5dBm。電源電圧は+1.8〜3.6V。動作時の消費電流は5.9mA(+3.3V駆動、−4dBm出力時もしくは受信時)、ディープスリープ時が50nA(+3.0駆動時)である。

 プロファイルとして、GATT(Generic Attribute Profile)を内蔵した。外部インターフェースはUARTとI2C、SPI、汎用入出力(GPI)を備える。このほか、ユーザープログラム実行機能やホストウェイクアップ機能、PWM信号生成機能などを搭載した。パッケージは、外形寸法が2.88mm×3.04mm×0.3mmの41端子WCSP。動作温度範囲は−40〜+85℃。価格は明らかにしてない。

 同社は新製品のデモンストレーションをドイツ・ニュルンベルクで開催の「embedded world Exhibition & Conference 2016」(2月23日~25日)で行った。5つの白色LEDランプをネットワークでつなぎ、新製品を経由して制御する。ユーザーインターフェースにはタブレット端末を使った。