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 米NVIDIA社が開発した自動運転車「BB8」の概要が明らかになった(図1)。フロントガラスの上側につけた1台のカメラで撮影した映像をもとに、「DAVENET」と呼ぶニューラルネットワークが、レーンをキープするようにハンドルを操作する。制御しているのはハンドル操作のみで、スピードの調節には、もともと車体に備わっていたACC(Adaptive Cruise Control)を使った。BB8のベース車両は、米Ford Motor社のセダン「Lincoln MKZ」である。

図1 最初は下手だが
図1 最初は下手だが
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 DAVENETは8層のCNN(Convolutional Neural Network)で、運転に利用するカメラと車両の左右それぞれにあるカメラの合計3台のカメラの映像を入力に使い、同乗した運転手のハンドル操作を教師信号として、教師あり学習をさせたという。先行して開発していた玩具の自動車を使った自動運転車の愛称が「DAVE」だったことから、DAVENETと名付けた。DAVENETは初代の「DRIVE PX」に2個搭載された「Tegra X1」のうち1個の上で動作する。「最新機種のDRIVE PX2を使わなくても、DRIVE PXの性能で十分以上に足りる」(説明員)。